木構造– category –
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木構造
木の割裂きとは?切り欠きを考慮した部材耐力の計算方法についても解説
割裂きとは木材が横引張力やせん断力により繊維方向に沿って引き裂かれる破壊現象です。割裂きは鉄骨やコンクリートにはない木特有の破壊性状であり、引張側に切り欠きがある場合に生じやすい現象です。ここでは切り欠きがある木部材の耐力式について解説... -
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木壁に空けられる開口の大きさの制限について
木造の建物において、設備配管やコンセント等の設置に伴い木壁に開口を空ける必要が出てくるケースがあります。ここでは「在来軸組工法住宅の許容応力度設計」(2017年版)を参考に、開口部を設けない場合と同等以上の剛性及び許容せん断力を有するものとし... -
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木材における人工乾燥材と天然乾燥材について、それぞれの特徴について解説
【木材に乾燥が必要な理由】 建築材料として使用する木材を十分乾燥させるのは、腐朽・蟻害による断面欠損の防止と、狂いや割れ、およびクリープ変形を抑制するためである。乾燥材と未乾燥材のクリープ変形に関する試験結果をみると、初期変形1に対して乾... -
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木梁の梁貫通孔の大きさ・位置の制限について
鉄筋コンクリート造や鉄骨造の梁貫通孔については、大きさ・位置の制限や補強要領については学会基準に明確に記されています。一方で木造については梁の切欠き制限については「木質構造設計規準・同解説」(日本建築学会)などに記載されていますが、梁貫通... -
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寒冷地に建つ建物を設計する際の注意点について
内陸盆地や東北、北海道などの寒冷地に建物を計画する場合は、土の凍上により基礎・1階床が持ち上げられることがあります。ここでは寒冷地に建物を設計する際の注意点について解説します。 【基礎底面は凍結深度より下になるようにする】 凍結深度とは 凍...
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