鉄骨造– category –
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鉄骨造
「あと施工アンカー」が新築にも使用できるようになりました
平成13年国土交通省告示第1024号の一部が改正(令和4年3月31日公布・施行)され、鉄筋コンクリート造等の部材と構造耐力上主要な部分である部材との接合に用いるあと施工アンカーの接合部の許容応力度及び材料強度を指定できるようにしました。つまり... -
鉄骨造
溶接部の余盛とは?余盛を平滑に削る場合の注意点について
鉄骨造の構造設計に携わる中で、特に鉄骨工事の現場監理において、突き合わせ溶接部の余盛を平滑に削っても構造耐力的に問題ないか相談を受けることが多いです。竣工後も鉄骨架構を現しとして見せる際になるべく溶接部を綺麗に見せたい場合や、鉄骨架構と... -
鉄骨造
リップ溝形鋼(軽量C形鋼)の許容曲げ応力度
リップ溝形鋼とは、Cチャンネルとも呼ばれる、断面がC字型の薄肉の鋼材のことです。軽量かつ高強度であるため、建築分野の様々な用途で使用されています。しかし建築基準法施行令において、H形・溝形・BOX形・〇形の断面については許容曲げモーメントの算... -
鉄骨造
鋼管杭の試験杭における施工監理項目について解説
躯体工事の現場監理において、建物の規模や用途に関わらずRC造であれば配筋検査、鉄骨造であれば製品検査や建て方検査を行います。杭基礎の建物であれば杭の施工監理も行いますが、その中でも試験杭は重要な監理項目となります。ここでは鋼管杭の試験杭に... -
鉄骨造
頭付きスタッドの現場監理において確認すべき項目について
頭付きスタッドは非常に高いせん断耐力が期待できますが、そのためには適切に施工されていることが必須となります。ここでは頭付きスタッドの現場監理において確認すべき事項について解説します。なお設計時における注意点については以下の記事を参考にし... -
鉄骨造
平鋼の許容曲げモーメントの算出式
建築基準法施行令において、H形・溝形・BOX形・〇形の断面については許容曲げモーメントの算定式が明確に示されていますが、平鋼については示されていません。平鋼の場合、スパンが大きく板厚が薄いとH型や溝型のように横座屈を生じますので、横座屈による... -
鉄骨造
トルシア形高力ボルトのマーキングの重要性について
トルシア形高力ボルトはピンテールの破断によって一定の締付トルクが与えられる機構をボルト自体が持っているので、高力六角ボルトのように締付機の調整や締付け後のトルク検査を行う必要がなく現場の施工管理が容易なため、ほとんどの接合部で使用されて... -
鉄骨造
高力ボルト接合部に過大孔、スロット孔を使用して良いのか
高力ボルト接合部において、仮に正規のクリアランスよりもやや大きなクリアランスをとった過大孔や、一方向のみにボルト径の数倍の長円をしたスロット孔の採用が許容されれば、建て方時において部材の製品精度や施工精度を吸収することが可能です。これら... -
鉄骨造
頭付きスタッドのせん断耐力式について。設計における注意点についても解説
頭付きスタッドはコンクリートと鉄骨同士を接合するために用いられ、比較的高いせん断耐力が期待できます。ただし頭付きスタッドのせん断耐力の理論式を適用するにはいくつかの条件があるので設計において注意が必要です。なお現場監理においての確認項目...
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